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AGEs(糖化最終産物)生成を抑制

AGEs(糖化最終産物)とは、タンパク質が糖と反応(糖化反応)して生成される物質の総称で、年齢とともに体内の蓄積量が増加していくことがわかっていますが、糖尿病患者では加齢による蓄積よりもはるかに早いペースでAGEsが蓄積され、腎臓・脳・心臓・目など様々な部分で糖尿病の合併症を引き起こします。

食品においては糖分と蛋白質を含んだ食品を加熱した時に茶色くなるメイラード反応で生成されますが、これら食品で生成されたAGEsは体内には吸収されないものと考えられてきました。

しかし食品中からもAGEsが吸収されることがわかり、フライドポテトなどの揚げ物や、こんがりと焦げ目のついたパン、肉類、コーラなどカラメル色素が使われた清涼飲料水などこれらメイラード反応によってAGEsを沢山含む食品を摂取する事は、体内のAGEs量増加となり老化が促進されるのではないかと言われています。

このようにAGEsの蓄積が問題となる糖尿病患者に向け、蛋白質の糖化を抑制するアミノグアニジンという物質の研究が進められていましたが、貧血・肝障害・ビタミンB6欠乏症などの副作用もあり、日本では1998年に開発が中止され未承認の医薬品となっています。

アルギニンは、このアミノグアニジンと同様にAGEsが作られるのを抑制することが発表されています(Amino Acids 1996, Volume 11, Issue 1, pp 69-81)。これはアルギニンに含まれるグアニジンというアミノグアニジンとよく似た化合物がアミノグアニジンと同じように、糖化反応による化合物の生成を抑制するからと考えられています。

つまりアルギニンの適度な摂取によりAGEsの蓄積が抑えられることで、糖尿病による合併症の予防やアンチエイジングの効果が期待できると考えられます。


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