スポンサードリンク

一酸化窒素による高血圧改善効果

高血圧患者がアルギニンを摂取することで、血圧が下がったという臨床試験結果が報告されています。

高血圧には遺伝やナトリウム(主に塩分による)の摂り過ぎなど様々な原因があるとされていますが、その内の一つとして動脈硬化による高血圧があります。動脈硬化にはアテローム性動脈硬化、中膜硬化、細動脈硬化などの種類があります。

アテローム性動脈硬化は、主に高脂血症などにより血管内に隆起(プラーク)が発生し血液の流れが悪くなるというもので最も多いタイプの動脈硬化となります。また、加齢が主の原因とされている中膜硬化や、高血圧状態が長く続くことで起きる細動脈硬化は血管が硬くもろくなり弾性を失った状態となるもので、いずれの動脈硬化も放置しておくと脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす恐れがあります。

アルギニンから一酸化窒素合成酵素によって生成される一酸化窒素は、血管拡張作用があり血管を広げ血流を改善する効果があることがわかっています。アルギニンを摂取することで体内の一酸化窒素合成が促され、血管を広げ血流を良くすることで血圧が下がるわけです。

アルギニンの経口摂取による短期間での臨床試験では1日8~12gで血圧を低下させたという結果が出ています。また、1日6gを長期(6ヶ月)で摂取した場合も血圧の低下が見られ、血管自体の弾性も改善されたという報告もあります。

ただし心筋梗塞後の患者にアルギニンを6ヶ月間経口投与(1日9g)したところ死亡率が増加したという報告もあり、冠動脈疾患患者の方のアルギニン摂取は注意が必要です。アルギニン摂取に関しては医師に相談することを強く推奨します。


スポンサードリンク